エージェントコンテキスト
AIエージェントへ自動的に読み込まれる前提情報や、AIプロファイルに設定するコンテキストの仕様
エージェントコンテキストは、Codatum Agentへ自動的に渡す前提情報です。指標の定義、参照すべきNotebook、分析時の注意事項などを登録することで、毎回のメッセージに同じ説明を入力せずに利用できます。
エージェントコンテキストはアクセス権限を変更する機能ではありません。Codatum Agentが参照できる情報と実行できる操作は、利用するユーザーとAIプロファイルの権限範囲に制限されます。
コンテキストの種類
Codatum Agentでは、次のコンテキストを自動的に読み込みます。
個人
プライベートフォルダ直下の.agentフォルダ
Codatum Agentの利用時
チームスペース
チームスペース直下の.agentフォルダ
そのチームスペース内のNotebookを開いている場合
Notebook
Notebook内の.agentページ
そのNotebookを開いている場合
AIプロファイル
AIプロファイルの補足情報、コンテキストNotebook、コンテキストフォルダ
そのAIプロファイルを利用している場合
プライベートフォルダとチームスペースの.agentフォルダでは、サブフォルダを含むすべてのNotebookが読み込まれます。AIプロファイルにフォルダを設定した場合も、サブフォルダを含むすべてのNotebookが読み込まれます。
.agentフォルダ
プライベートフォルダまたはチームスペースのルートで追加メニューを開き、新規エージェントコンテキストフォルダを選択すると、.agentフォルダとAgent Context Indexノートブックが作成されます。作成されたノートブックには、後述する推奨構成のテンプレートが入力されています。
.agentフォルダは次の場所に作成できます。
プライベートフォルダの直下
チームスペースの直下
ワークスペースフォルダの直下や、通常のサブフォルダ内には作成できません。
.agentフォルダ内のNotebookには、文章だけでなく、SQLブロックや保存済みの実行結果を含めることができます。SQLブロックを使用すると、指標の算出方法や標準クエリをコンテキストとして渡せます。
Notebookの.agentページ
Notebook内に.agentという名前のページを作成すると、そのNotebookを表示している場合にページの内容が読み込まれます。
Notebook固有の前提や注意事項には.agentページを使用し、個人またはチーム共通の情報には.agentフォルダを使用します。
AIプロファイルのコンテキスト
AIプロファイルには、次のコンテキストを設定できます。
補足情報
コンテキストNotebook
コンテキストフォルダ
コンテキストNotebookまたはフォルダを参照するには、利用するユーザーに対象の閲覧権限が必要です。参照できないNotebookが含まれるAIプロファイルは利用できません。
チームスペース内にコンテキスト専用のNotebookやフォルダを作成すると、チームスペースの権限によって編集者と閲覧者を管理できます。
自動読み込みの設定
Agent画面の入力欄にある設定メニューから、次のエージェントコンテキストを種類ごとに自動読み込みするか設定できます。
個人
チームスペース
Notebook
AIプロファイルに設定されたコンテキストは、選択したAIプロファイルの設定として読み込まれます。
入力欄のコンテキスト使用量を開くと、現在自動読み込みの対象になっているNotebookやページを確認できます。
常時読み込みと必要時の参照
遅延読み込みを有効にする設定項目はありません。常時読み込む情報と必要な場合だけ参照する情報は、Notebookの配置とAIプロファイルへの紐付けによって分けます。
個人のコンテキストを常時読み込む
プライベートフォルダ直下の.agentフォルダにNotebookを配置し、自動読み込みの個人を有効にする
Codatum Agentの実行時に、フォルダとサブフォルダ内のすべてのNotebookを読み込みます
チームスペースのコンテキストを読み込む
チームスペース直下の.agentフォルダにNotebookを配置し、自動読み込みのチームスペースを有効にする
そのチームスペースのNotebookを開いている場合に、フォルダとサブフォルダ内のすべてのNotebookを読み込みます
Notebook固有のコンテキストを読み込む
Notebookに.agentページを作成し、自動読み込みのNotebookを有効にする
そのNotebookを開いている場合に.agentページを読み込みます
AIプロファイルで常時読み込む
AIプロファイルのプレーンテキスト、コンテキストNotebook、コンテキストフォルダに設定する
そのAIプロファイルを使用するたびに読み込みます。フォルダを設定した場合はサブフォルダ内のNotebookも対象です
必要な場合だけ参照する
Indexだけを上記のいずれかへ配置し、詳細なNotebookは通常のフォルダへ配置して、Indexから対象ページへリンクする
Indexは自動的に読み込み、詳細なNotebookは質問に応じてリンクから参照します
自動読み込みの個人、チームスペース、Notebookを無効にすると、該当するコンテキストは自動的に読み込まれません。無効化は遅延読み込みへの切り替えではありません。また、この設定はAIプロファイルに設定されたコンテキストには適用されません。
必要時に詳細なNotebookを参照させるには、利用するユーザーが対象を閲覧でき、AIプロファイルのNotebookアクセスが権限のある全てのノートブックに設定されている必要があります。表示中のノートブックのみの場合、現在のNotebook外に配置した詳細情報は参照できません。
推奨構成
.agentフォルダには詳細なナレッジを直接集約せず、必要な情報を探すためのIndexノートブックだけを置くことを推奨します。
.agentフォルダ内のNotebookはAgent実行時に自動読み込みされます。詳細な仕様や過去の分析を大量に配置すると、質問に関係のない情報にもコンテキストを使用し、必要な情報を判断しにくくなります。
詳細情報は通常のNotebookやフォルダに配置し、Indexノートブックには次の情報を記載します。
どのような情報が存在するか
どのような質問で参照するか
正本となるNotebookのページリンク
Notebookの保存場所
検索に利用できるキーワード
情報が見つからない場合や判断できない場合の扱い
この構成では、Codatum Agentは最初にIndexだけを読み込み、質問に必要なページのリンクから詳細を参照できます。
参照先には、Notebook名だけでなく対象ページへのリンクを必ず設定してください。Notebook名や保存場所だけでは、Codatum Agentが.agentフォルダ外のページを直接特定できず、検索結果に依存します。対象ページをCodatumで開き、ページのURLをコピーしてIndexへリンクとして挿入します。
Indexノートブックの構成例
例のWORKSPACE_ID、NOTEBOOK_ID、PAGE_IDは、実際の対象ページのURLに置き換えます。リンクに加えてチームスペース名やフォルダ名も記載すると、参照先の目的と管理場所を判断しやすくなります。
避ける構成
次のような構成は推奨されません。
.agentフォルダへ詳細な仕様書や過去の分析をすべて配置する同じ指標の定義を複数のコンテキストへ重複して記載する
正本や参照先を示さず、要約だけを記載する
更新日や適用範囲が不明なルールを記載する
コンテキストによってアクセス権限やツール実行範囲を制御しようとする
アクセス範囲や利用できるツールは、Notebook・チームスペースのアクセス権限とAIプロファイルの権限で設定してください。
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