チャート設定のTips
チャート設定時のTipsを説明します。
チャート共通
値フォーマット
チャート内に表示される値やラベルのフォーマットは、デフォルトではアカウントの言語設定に応じて、最適化されます。また、チャートの「詳細設定」からフォーマッタを変更することもできます。フォーマッタを変更している場合、言語設定に関わらず、フォーマッタの設定が優先されます。
指定例
例えば、XYチャートの場合、以下のようにフォーマッタを指定することができます。
X軸、Y軸のラベルフォーマット
「詳細設定」>「X軸/Y軸」>「値フォーマット」から指定
ツールチップ上のフォーマット
「詳細設定」>「系列」>「(系列名)」>「値フォーマット」から指定
値ラベルのフォーマット(「値ラベル」を表示している場合)
「詳細設定」>「系列」>「(系列名)」>「値ラベル」>「値ラベルフォーマット」から指定
数値フォーマッタ
数値のフォーマッタは、d3-formatの書式を利用してフォーマットします。
例えば、以下のように指定することができます。
.0f
12345.6789
12346
,.1r
12345.6789
10,000
-.1%
0.5
50%
また、d3-formatの書式を { と } で囲んで、前後にプレフィックスやサフィックスを指定することもできます。
(これはd3-formatの書式ではなく、独自拡張の書式です。詳細は以下の設定例を確認ください)
{,d}円
12345.6
12,346円
約{,d}%
50
約50%
日付フォーマッタ
日付のフォーマッタは、Day.jsの書式を利用してフォーマットします。 (数値フォーマッタと日付フォーマッタは、入力欄の左端にあるボタンで切り替え式になっている場合があります)
例えば、以下のように指定することができます。
YYYY-MM-DD
2025-01-01
2025-01-01
YY/M/D
2025-01-01
25/1/1
YYYY年M月
2025-01-01
2025年1月
軸ラベルの表示幅を調整する
軸ラベルの最大幅(px) を設定することで、各軸のラベルの表示幅を制限できます。
チャート設定画面「詳細設定」>「軸ラベルの最大幅(px)」に数値(例: 100、200)を入力します。長いラベルテキストを省略表示したい場合に活用できます。
テーブルチャート
画像表示
テーブルチャートの詳細設定においてテーブルチャート内での画像表示を行うことができます。
「カラム設定」から対象のカラムを選択し「画像URLプレビュー」を有効化することで、画像URLがテーブルチャート内で画像として表示されます。
「リンクURLを有効化」した場合には、新しいタブでURLを開くリンクとして表示されます。
テーブルチャートからレポートへのパラメータ付きリンクを作成する
SQLクエリで動的にURLを生成することで、テーブルの各行のデータをパラメータとして別のレポートページに渡すことができます。
レポートの作成とURLの取得
遷移先のレポートにパラメータを設定し、ブラウザのアドレスバーからURLを取得します。
URLの例:https://app.codatum.com/workspace/{workspace_id}/report/{report_id}/{page_id}
パラメータIDの確認方法: レポート内のパラメータウィジェットのIDをメモしておきます(例:
68f369edf5e6f69036b8872d)
SQLでURL列を作成
CONCAT関数を使って、各行のデータをパラメータに含むURLを生成しchartに挿入します。
単一パラメータの例(国名):
テーブルチャートでリンクを有効化
テーブルチャート設定 → カラム設定 → 該当列 → 「リンクURLを有効化」をオンにします。
補足
countryの部分は、パラメータに渡したいデータベースの列名に置き換えてください
パラメータウィジェットの現在値をSQL内で参照することはできません(固定値または列の値のみ)
ユーザーがセルをクリックすると、新しいタブでレポートが開きます
パラメータの設定方法詳細はこちらからご確認ください
ピボットテーブル
ドリルダウン
ピボットテーブルでは行を階層的に表示し、折りたたむことができます
設定方法
行フィールドを複数設定
チャート設定の「行」に、大カテゴリ・小カテゴリなど2つ以上のフィールドを設定します。
例: 都道府県(大カテゴリ)→ 市区町村(小カテゴリ)
ツリー表示に切り替え
「詳細設定」→「レイアウト」→「デフォルトの階層タイプ」で「ツリー」を選択します。
グリッド: 従来の表形式
ツリー: 階層構造で表示、開閉アイコンで展開・折りたたみ可能
初期状態を折りたたみに設定(オプション)
「折りたたんで表示」にチェックを入れると、初期表示時に全階層が折りたたまれた状態になります。
補足
行フィールドが2つ以上の場合のみ設定可能です
レポート閲覧者は自由に展開・折りたたみできます
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